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    「~まえおき~ 特にありましぇ~ん」   ★「あ、雲谷斎先生!」難波孫栗がメトロポリタン美術館の東洋館の会議室に足を踏み入れるとソコに岡山雲谷斎が珈琲を飲んでいた。無論、この会議室に雲谷斎所望の『ほうじ茶』はなく、やや憮然とした顔つきで珈琲を飲んでいる。その雲谷斎のとなりには見慣れない少年が座っている。「むむ、難波・・・」と雲谷斎はほんのチョッピリバツ悪い顔をした。「もう逃亡は お止めになったの ですねぇ?」と難波がチョット嫌味を言いながら少々意地悪い笑みを浮かべている。「ワシの心配より 自分はどうなんだ?」と雲谷斎が言うと「僕なりの 『華蔵』の 意味を踏まえ ましたので イイ感じで 進んでますよ!」と答えた難波は『狩野派の初期の 山水図屏風』を修復している。 「ほう・・・! 『華蔵』か・・・。 なるほどな」と雲谷斎が言うと難波は「仁志さんが 『先生の【華〉は とてつもなく大きい ので【蔵(かく)す】 ではなく【包みこむ】 だろう・・・』 とおっしゃってました」と言った。雲谷斎はその言葉に我が意を得たりとばかりにニヤリと笑った。『太い舟』・・・この青い地球に浮かぶ太い舟の如き雲谷斎にとって『修復』に中るもっとも相応しい対応が、ソレであろう。左手の手首を負傷しているが、今の気持ちの充実からはほとんどワルイ影響はあるまい。『華厳』・・・!そう心の中で呟いた雲谷斎は会議室を出て己が長である第3作業室に向って、『仕事』の段取りの指示に入った。   ★「惟清・・・ワン!」戌井佳徳は実弟の『惟清』の姿を仕事場である東洋館で見つけた。佳徳(よしとく)は今日は休日を取っており、恋人のメアリーちゃんを仕事場に案内して修復の進み具合とかを説明していた。そして、矢納忠勝の率いる第一作業室を出てきたトコロで難波孫栗とともに一部の隙もない歩みでこちらに進んでくる少年を観たのである。「久しぶりワンね! 惟清(これきよ)君!」メアリーちゃんが惟清に言った。惟清は「あいかわらず、 今日もスコブル お綺麗で、 おおいに ソウ キュート ですね!」とメアリーちゃんに言った。「どうして また アメリカにワン?」と佳徳が言うと惟清の隣にいた難波が やや顔色を青くして言った。「惟清君に 聴いたトコロに よると なんでも 雲谷斎先生は 『ブラックビジネス』 のダーゲットに なってるらしいで」と言った。「ブラック・ビジネス・・・? ワン?」とメアリーちゃんが小首を傾げたので一通り、ソレの説明をした後、佳徳は「それにしても・・・ さすが雲谷斎先生 だワン・・・。 やはり『最後の 純正の日本画家』 ワンよ・・・!」と言った。死んで作品の価値が高まれば、大いにアートマーケットの市場が沸く存在なのである。「ウンコ先生、 殺されちゃうワンの?」とメアリーちゃんは困った顔をして言った。「いや、大丈夫ワンよ! 『だから』今、 惟清がココに居るワン! そうワンだろ? 惟清!」と佳徳が言うと惟清は静かに口元に笑みを浮かべた。この時点でアメリカにいる彼らはバリス・ター坊の暗躍において『雲谷斎暗殺』の仕掛け人の『K』がもはや、『暗殺者』との連絡が不能になっている事を知らない。それにしても・・・と戌井佳徳(兄)は頼もしげに弟の惟清を観た。佳徳より 一回り・・・つまり、12歳年下の惟清を佳徳はオムツを替えたりして面倒をみた。佳徳は小学校の頃から『多田悠然』に柔術を学び、同時に『剣』もカジリ、相当なツワモノになっていくのだが、そのツワモノの兄に幼少期から憧れた弟の惟清は弱冠9歳にして兄を凌いでしまうのである。6歳で本格的に始めた『剣道』(もちろん、師は 多田悠然である)で、ワズカ3年にして12年の兄・佳徳との差を縮め、追い抜いてしまった。兄に戌井佳徳が24歳で『人間失格』をを唱えて『犬』になったの遠因はココにもあったのかもしれないが、弟の惟清に言わせれば『兄には普通の人間が 持ち続けにくい 【愛】が常に その心の内にある・・・』と尊敬していた。ゆえに、平成の麒麟児と師の『多田悠然』に評価されようとも自らの『剣』が本当の意味で『開眼』したと感じるまで、惟清は『愛』を模索しながら『剣』を振り続けていたと言ってよい。その行き着いた先が『奥義【太舟】』である。惟清は眩しいものを観るように兄の佳徳と その隣に寄り添うようにいるメアリーちゃんを観て(兄貴は もう 『愛』を知っている・・・)と思った。きっと素敵な絵師になるだろう・・・そう思った。   ★「いらっしゃいませ」と言いながら、お店のカウンターに腰を下ろした男を一瞥した時、落ち着いた声色とは裏腹に、トーキーはワキの下に冷や汗が湧くのを感じた。(『溺椙(できすぎ)』・・・ 『溺椙騨郎』 (できすぎだろう) じゃないか・・・?!)カツテ米軍でともに同じ窯の飯を食った男がトーキーの目の前に座っていた。トーキーは奇妙なくらいこの1,2年で禿げ上がりコブシ的に禿げ上がってきているので相手は自分にまだ気づいていないようである。溺椙にはワルイ噂があった。超優秀な成績で抜群の戦士だった溺椙は皆から『デッキィ』と呼ばれ親しまれたが、(以下『デッキィ』で 通す)イラク侵攻の際に戦塵をともにした恋人のジョニーを失って以来、『人が変わって』しまった。特殊部隊のグリーンベレーの上を行く『ブルーマフラー』に所属していた彼はその恋人との死別を境に軍をやめて『闇の世界』に行ったと噂されている。その『闇の世界』で『青い稲妻』として巷に名が通っている事はカフェの店員であるトーキーは耳にする事があった。「あの・・・ もしかして 『デッキィ』さん では・・・?」とトーキーは思い切ってデッキーに話しかけた。デッキィは鋭い眼光でトーキーを見ると「ああ、 トーキーか! 久しいな!」と言った。そしてその目に怪しげな光が宿った。少々禿げ上がりコブシであろうともトーキーはピチピチの25歳の結構イケテル男子である。見方によってはかなりクールでセクシー。兵役から軍に所属して『隊』を抜けるまでかなり 近いトコロでデッキィを観ていた事のあるトーキーである。「お前、今晩 ヒマかね?」とデッキィは妖しい光を瞳に宿しながらトーキーに言った。「あわわ・・・、 いや、今日は 忙しいですし、 明日も明後日も 明々後日も ずっと忙しいです!」とゾッとしながらノーマルなトーキーは言った。「そうか、 残念だな・・・! ま、俺も ヤラなきゃ ならない仕事が あるんだけどね」とデッキィは言った。「仕事・・・?」トーキーが焦ったまま何気なく言うとデッキィは「ああ、日本人からの 依頼でね・・・。 今日 ココに 着いたんだ。 先週までは ドイツにいたんだ」と言った。「デッキィ先輩・・・、 あんまりイイ 噂じゃないんですが・・・ 『青い稲妻』って 呼ばれているって 本当なんですか・・・?」とトーキーは昔の同じ窯のよしみで突っ込んでみた。「フフ・・・」とデッキィは曖昧な笑みを浮かべて言った。「フランソワーズが 死んで『俺』の 人生は全て 終わったのさ・・・」「・・・・・・ デッキィ先輩・・・」フランソワーズとはデッキィと同じ部隊に所属していたデッキィの恋人である。トーキーはフランソワーズとも面識があり、彼が優れた『兵士』であった事も知っている。そのフランソワーズが『イラク侵攻で 戦死した』と言うのは、その彼の優秀さを知るトーキーには少し理解しがたいところがあったので、いい機会だと思って訊いてみた。「フランソワーズ先輩 ほどの方が、 どうして・・・ (撃たれたのか・・・)?」そのトーキーの言葉にスッと眼つきを座らせたデッキィは「ウンコだ・・・」と言った。「ホワイ?」(トーキー)「ウンコだよ・・・。 ウンコがしたくなって ソレを我慢しながら 突撃に入った・・・。 そして・・・  堪えきれなくなって ・・・・・・・のところを ・・・・」デッキィの声が悲しみの感情で震え始めている。「デッキィ先輩・・・!」トーキーは思わず 慰めるような口調で彼の名を呼んだ。すると、デッキィは意外なくらい観る者がギョッとするくらい不敵な笑みを浮かべて「ウンコを殺す・・・!」と言った。「え・・・?!」とトーキーが言うと「いや、 なんでもない・・・」とデッキィは言った。   続く

    もうすぐ入学式今年はダブルですギャングリーダはリクルートでも切れるスーツ&靴を購入長女のスーツ姿に感慨深いものがありました  少しづつ大人になっていくんだね。受験ギャングはナンチャッテ制服や鞄・靴を探しに制服はなかった 誰かナンチャッテ制服を扱っているお店を教えてーそれから、珍しくチビギャングもくっついてきて、パーカー&ロンTを購入                                  予定にはなかったが...それに今日は長女の彼氏にお願いをしてm(_ _)m 鶴見のダイヤモンドシティーに連れてってもらたチビギャングのお守りもしてもらってそんでもって帰りはびっくりドンキーでハンバーグまでご馳走になってしまいました本当にありがとうです  ご馳走様でしたm(_ _)mボブ  これからも子供たちをよろしくねm(u u)m    親としては、なんだか不思議な感じですが...娘の事が大好きなようで、子供が大好きなようで(ノ^^)八(^^ )ノ チビも大好きらしい今日は、いろいろお話し聞かせてもらってよかったなー

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